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10月の投信、4カ月連続の資金流入超

10月の国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)の資金動向は、設定額から解約額を差し引いて約1100億円の資金流入超過だった(QUICK資産運用研究所推計)。流入超過額は前月の4610億円(確報値)と比べ大幅に減少したものの、4カ月連続で設定額が解約額を上回った。

投資対象の資産別では、海外株式型に2000億円を超える資金が流入した。前月の5000億円超から減ったものの、資金流入傾向が続いている。不動産投資信託(REIT)型やバランス型も資金流入超過となった。一方、国内株式型からは7カ月連続で資金が流出した。

個別にみると、新規設定ファンドへの資金流入が目立った。流入上位10本中3本が10月に設定されたファンドだった。設定から解約を差し引いた資金流入超過額が最も大きかったのは、アセットマネジメントOneの「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」で680億円。7月の運用開始から資金流入が続き、10月末時点の純資産総額は6583億円と、国内公募追加型株式投信(ETFを除く)で2番目の大きさになった。

2位は7月に運用を開始した日興アセットマネジメントの「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド<愛称:ゼロ・コンタクト>」で613億円だった。

7位と8位には、野村アセットマネジメントが10月26日から運用を始めた「野村環境リーダーズ戦略ファンド」がランクイン。為替ヘッジありの「Aコース」と為替ヘッジなしの「Bコース」で合計395億円の資金が流入した。新興国を含む世界の環境関連企業の株式に投資する。販売会社は野村証券1社のみ。10位もauアセットマネジメントが10月15日に新規設定した「auAM未来都市関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」が入った。

一方、流出超過額が最も多かったのは、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド<愛称:THE 5G>」で294億円。10月の月次リターンが3.6%と、運用が好調なことで利益確定の売りが出たとみられる。

2位は日興アセットマネジメントの「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」で285億円。同ファンドの隔月分配型も143億円で4位に入った。

3位はレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」の269億円。昨年9月から流出傾向が続き、今年に入って累計で1600億円を超える資金流出超となった。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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