土屋嶢氏死去 大垣共立銀行会長

大垣共立銀行の頭取を26年務めた会長の土屋嶢(つちや・たかし)氏が11月4日、急性呼吸不全のため死去した。74歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。喪主は長男で同行常務、諭氏。新型コロナウイルスに感染し、入院していた。
岐阜県大垣市出身。富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を経て、1977年に大垣共立銀に入行した。93年、当時の全国の地銀では最年少の46歳で頭取に就任。2019年までの長期にわたり、頭取として陣頭指揮をとった。
自らのアイデアで年中無休や手のひら静脈認証のATMを全国に先駆けて導入するなど、革新的なサービスを相次ぎ打ち出した。祖父、父親も同行の頭取を務めた。
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