/

SKハイニックス、純利益2.2倍 スマホ向けなど好調

【ソウル=細川幸太郎】半導体大手の韓国SKハイニックスが4日発表した2020年7~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍の1兆779億ウォン(約1千億円)だった。スマートフォン向けや年末発売のゲーム機向けの半導体メモリーが好調だった。中国華為技術(ファーウェイ)向けの駆け込み需要も利益を押し上げた。

SKハイニックスはインテルのNAND事業の買収を表明し、メモリー再編の主役に躍り出た(同社の国内工場)

売上高は19%増の8兆1288億ウォン、営業利益は2.8倍の1兆2997億ウォンで、売上高営業利益率は16%だった。4~6月期に恩恵のあったデータセンター増強投資は一服したものの、スマホ向けの「DRAM」や「NAND型フラッシュ」が好調だった。

SKハイニックスは10月に米インテルのNAND事業を90億ドル(約9500億円)で買収すると発表した。決算発表の電話会見に李錫熙(イ・ソクヒ)社長が出席し「インテルは特にデータセンター向けの記憶装置市場で強い競争力を持ち、相互補完的な関係を築ける。NAND事業を5年後に現在の3倍に成長させる」と語った。

SKは競合のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)にも出資予定で、キオクシアの上場後に普通株15%を取得する予定だ。李社長は「インテルは短期的な買収効果を見て投資しており、キオクシアはより長期的な視点で進めた戦略的投資だ」と話した。

車辰錫(チャ・ジンソク)最高財務責任者(CFO)は「インテル事業の買収資金捻出のためにキオクシアへの出資分を急いで整理する必要はない」と話し、インテルの事業買収資金90億ドルは手元資金と借り入れなどで賄えるとの認識を示す。

SKは、米国の制裁を受けて停止しているファーウェイ向けの供給が売上高の10%超を占める。足元の状況については「輸出許可を申請しているものの、進捗状況について言及することはない」(同社)とし、取引再開のメドが立っていないことを明らかにした。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン