岡山市のスマホ決済還元、第2弾もペイペイと連携
岡山市の大森雅夫市長は4日の記者会見で、12月~2021年1月に予定するスマートフォン決済のポイント還元事業について、8月の1回目に続き「PayPay(ペイペイ)」と連携すると発表した。新規の導入費用や手数料、他都市での実施実績などを勘案して「最も効果が大きい」(大森市長)と判断した。現時点で市内の約6300店が参加する予定だ。

大森市長は80億円の支出効果の見込みを挙げて「19年12月と20年1月の医療費や家賃などを除いた消費支出額は合計1090億円で、ウエートとしてかなりなものでないか」と強調した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から「全体ではまだまだ消費に力強さが感じられない」として、同事業の消費の下支えに期待を示した。