東証システム障害から1カ月、取引再開ルールに課題山積
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東京証券取引所で10月1日に大規模なシステム障害が発生してから1カ月余りが経過した。終日売買を再開できなかったのは、停止中に滞留した売買注文の処理を巡る混乱だ。東証は証券会社らとつくった協議会で滞留した注文の処理方法について検討を進めている。だが、海外の主要取引所は再開後に約定が正常にできない事態にまで備えを整えており、検討すべき課題は山積している。
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