大統領選が試す米石油産業の「ガラパゴス化」(NY特急便)
米州総局 中山修志
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2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比423ドル高と反発し、2万6925ドルで取引を終えた。同日発表の米製造業業況感指数は2カ月ぶりに上昇し、市場予想を上回った。3日に迫った米大統領選は共和党候補のトランプ大統領が最終盤で追い上げを見せており、勝負の行方は予断を許さない。
トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領で大きく異なるのがエネルギー政策だ。トランプ氏がシェールオイル・ガスの開発促進...
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