ロシアが水素生産 エネルギー輸出多様化へ
2035年にまず200万トン 対日輸出も検討へ
[有料会員限定]
【モスクワ=石川陽平】ロシアが水素の生産と輸出に乗り出す。2035年に年200万トンを欧州やアジアに輸出する目標で、川崎重工業など日本企業と対日輸出の検討にも入った。世界で二酸化炭素(CO2)を出さない「脱炭素」の取り組みが広がる中、資源大国ロシアも化石燃料に依存するエネルギー輸出の多様化を迫られている。
次世代エネルギーとして注目される水素に関する新たな政府方針は、エネルギー省のソロキン次官が日本経済新聞...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2143文字