ジョイ本田、実質26%増益 7~9月期 DIYや園芸好調
ホームセンター大手のジョイフル本田が2日に発表した2020年7~9月期の単独決算は税引き利益が23億円だった。連結決算から単独決算へ移行したため単純比較できないが、前年同期と比べて実質26%の増益で同期間として過去最高となった。新型コロナウイルスの影響でマスクや洗剤といった日用品や、DIY用の工具などが好調だった。
売上高は前年同期と比べて実質8%減の341億円となった。営業利益は同25%増の31億円だった。前期に低価格競争で不採算となったガソリンスタンド事業を売却して利益率が改善した。さらに比較的利益率の高い園芸やリフォーム商材が好調だった。コロナの影響が見通せないことから21年6月期通期の通期の業績予想は開示しなかった。