愛知、2021年1月に押印廃止 4500の手続きで
愛知県の大村秀章知事は2日の記者会見で、2021年1月1日までに県民、事業者、市町村からの提出書類の印鑑押印を国の法令で定められたものを除き、廃止すると表明した。廃止するのは約4500の手続きで、年内に関係する規則や要綱を改正する。
廃止する主な手続きは、事業認可や県の補助金交付申請などで、大村知事は「県への申請や届け出などの押印廃止で、県民や事業者の利便性向上を図る」と述べた。
将来的にはオンライン上で手続きができる環境を目指す。国の法令で押印を求める約1500の手続きについては国に法改正を要望している。