鹿児島銀行、決済アプリでデジタル地域振興券
鹿児島銀行は12月1日からスマホ決済アプリ「Payどん」を使った地域振興券などのデジタル発行サービスを始める。まず、鹿児島県薩摩川内市のプレミアム商品券や天文館連絡協議会(鹿児島市)の天文館プレミアムポイント事業などを取り扱う。非接触での券購入が可能で、発行・精算業務の効率化にもなるとしており、決済アプリの普及につなげる。
アプリ上で自治体などが発行する地域振興券を購入すると、登録口座から購入代金が引き落とされ、「Payどん地域振興ポイント」が付与される仕組み。同ポイントはあらかじめ登録された加盟店で1円単位で利用でき、売上代金は最短で翌営業日に加盟店の指定口座に入金される。
鹿児島銀によると「Payどん」アプリをダウンロードした人は3万9000人で、加盟店数は4200店舗。今後も機能拡張を進めていき、早期に利用者を10万人に増やすことを狙っている。
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