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豪産ロブスター、中国で通関に遅れ 関係悪化が影響か

【シドニー=松本史】中国でオーストラリア産ロブスターの通関手続きに遅れが出ていることが1日、分かった。生産者団体が明らかにした。中国は5月以降、豪産食肉や大麦の輸入を規制している。背景には悪化する2国間関係があるとの指摘が出ている。

ロブスターやアワビの生産・輸出業者らでつくる「海産物貿易アドバイザリーグループ(STAG)」によると、中国で輸入品への検査が増え、ここ数日、豪産ロブスターの通関手続きに遅れが出ている。新たな検査は「健康やコンプライアンスに関する確認とみられる」という。

STAGは声明で「リスクを避けるため、ほとんどの輸出業者は詳細が判明するまで中国への出荷を中止すると決定した」と述べた。豪紙によると、豪州のロブスター輸出は9割超が中国に向かう。生産者への打撃は大きい。

豪州のモリソン首相が4月、新型コロナウイルスに関する独立した調査を求めたことに中国は反発した。5月に豪産食肉の輸入を一部停止したほか、大麦には80%超の追加関税も課している。その後、中国が領有権を主張する南シナ海や、香港を巡る問題でも両国の緊張は高まった。

10月には、中国で豪産石炭の通関手続きに遅れが出たほか、中国政府が国内紡績工場に対して豪産綿花の利用中止を求めたことも判明している。

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