秋の褒章775人・27団体 俳優の中井貴一さんら
「スーパーボランティア」尾畠さんも

2020/11/2 5:00
保存
共有
印刷
その他

政府は2020年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は775人(うち女性159人)と27団体。3日に発令される。学問や芸術などで功績を残した人に贈られる紫綬褒章には、映画「記憶にございません!」で主演を務めた俳優の中井貴一さん(59)、漫画「うる星やつら」の作者で漫画家の高橋留美子さん(63)らが選ばれた。

行方不明の男児を救出するなど「スーパーボランティア」として知られる尾畠春夫さん(81)は緑綬褒章を受章した。

紫綬褒章は17人(うち女性4人)。芸術分野ではテレビドラマ「14才の母」などを手掛けた脚本家の井上由美子さん(59)、尺八演奏家の善養寺恵介さん(56)、作家の多和田葉子さん(60)らにも贈られる。

学問分野の受章者は、会社法学の研究で政府の諮問機関にも関わる東京大名誉教授の神田秀樹さん(67)、光合成のメカニズム研究に取り組む岡山大教授の沈建仁さん(58)ら。

公共の利益に貢献した人に贈られる藍綬褒章は、471人(同122人)で、日本サッカー協会会長の田嶋幸三さん(62)や、福島県平田村の消防団副団長の瀬谷文雄さん(59)、長年にわたって民生・児童委員を務めた三重県鈴鹿市の林三幸さん(63)らが受章した。

その道一筋に励んだ人を対象とする黄綬褒章の受章者は、東京都品川区の騎手、的場文男さん(64)ら270人(同20人)。福井県越前町の日本料理人、畑地久満さん(46)は、今回の褒章受章者で最年少だった。

社会奉仕活動をたたえる緑綬褒章は、聴覚障害者らとの交流会を行う静岡市の「手話サークル火曜会」など27団体と、尾畠さんら17人(同13人)に決まった。

新型コロナウイルス感染の状況を踏まえ、天皇陛下と受章者の面会は春の褒章に続き、見送られる見通しだ。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]