菅首相の脱炭素宣言、水素社会への好機に
編集委員 竹田忍
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菅義偉首相が10月26日の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。昨年12月に就任した欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長は50年までに域内で排出する温暖化ガスを実質ゼロにする「欧州グリーンディール」を掲げている。日本は先を越されたが、21年改定の次期エネルギー基本計画が、太陽光や風力など再生可能エネルギーを主力電源と定めるのは必至だ。
エネルギ...
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