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巨人優勝、4番岡本が語る異例のシーズンとVの味

2020/10/31 5:00
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豪快なスイングとともに、今季は右方向への本塁打が目立った(9月)=共同

豪快なスイングとともに、今季は右方向への本塁打が目立った(9月)=共同

プロ野球セ・リーグは30日、巨人が2連覇を飾った。4番を務めた岡本和真(24)は、本塁打と打点でリーグトップを争う存在感を示した。初の打撃タイトルも狙える活躍で打線をけん引した主砲に、新型コロナウイルスの影響を受けた異例のシーズンで優勝を果たした思いを聞いた。

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――コロナ禍で無観客試合も経験した中で、リーグ優勝を果たした。

「優勝はやっぱりうれしい。お客さんが入るとモチベーションの入り方が全然違う。本塁打や安打を打ったときに拍手があるのは、僕らにとってうれしいこと。それがない時期はやっぱり寂しかった」

――シーズンを通じて4番を任された重圧は。

「開幕からずっと打たないと意味がない。そういう点では本当に4番を打っているのは今年からという気持ちでやってきた。自分へのハードルも上がるし、求められるところも高くなってくる。その中でも、最低限やることをやれば、終わってみたらある程度は数字が残っているはず、と思いながらやってきた」

24歳の若さで伝統ある巨人の「4番三塁」を務める(9月)=共同

24歳の若さで伝統ある巨人の「4番三塁」を務める(9月)=共同

――伝統ある巨人の4番・三塁に座るのはどんな気持ちか。

「今は『2番最強』といった考えもあるが、4番は試合を左右するところ、特に『この回は』という時に回ってくることが多い。打つ、打たないだけじゃなく、出塁してつなぐことができたら点が入ると、今年は特に強く感じている。流れを断つのが僕かもしれないし、流れを引き寄せるのが僕かもしれない。そういうところはある」

――本塁打の魅力は。

「流れを引き寄せられるのが一番。負けている時でも1本の本塁打がきっかけで、『いけるぞ』となる場合もある。試合の流れを変えるもの」

――今季は右翼方向への本塁打が目立った。気持ちや技術面で変化があったのか。

「昨季の後半、中堅から右中間へ打つというのをイメージして、状態が良くなった。打撃も崩されにくい。そこに長打が打てるのは自分の持ち味でもある。今年は初めからその意識でやってきたことが、結果につながっているんじゃないか」

ファンの拍手に応える岡本。「お客さんが入るとモチベーションが全然違う」(9月)=共同

ファンの拍手に応える岡本。「お客さんが入るとモチベーションが全然違う」(9月)=共同

――今季の成績には満足しているか。

「もっとできるという部分が強い。全く満足していないし、これで満足したら、もう終わり」

――初の個人タイトル獲得もかかっている。

「意識はない。勝利を目指す中で後からついてくるもの。こういうふうに言われるのも2、3年前には想像できなかった。『タイトルを』と言ってもらえるのはすごくうれしい」

――昨季は敗れた日本シリーズへ2年連続で挑む。

「今年はこういう状況で試合をさせてもらっていることを感謝しないといけない。しないといけないというか、感謝すべきだと思っている。そういう思いを持ってやれば、自然と結果もついてくる」

(聞き手は常広文太)

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