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シンガポールの老舗百貨店「ロビンソンズ」が廃業

ロビンソンズは新型コロナの感染拡大前から苦戦していた

【シンガポール=谷繭子】シンガポールの老舗百貨店「ロビンソンズ」が既存の2店を閉店し、廃業する。30日、運営会社が清算手続きを開始したと発表した。ネット通販の急速な普及で販売が低迷していたところ、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃した。160年以上続いた看板を下ろすことになった。

数週間の閉店セールを経て、営業を終了する。マレーシアで2店を展開する関連会社も清算する。親会社であるドバイの財閥、アルフタイムグループが廃業を決めた。

英国植民地時代の1858年にシンガポールで産声を上げたロビンソンズは商業中心地のオーチャードロードなどで大型店を展開し、地元に深く根付いたブランドだった。ただ近年は販売が低迷していた。地元紙によると、シンガポール事業は2014年から6期連続で赤字を計上していた。

新型コロナの感染拡大による出入国規制で観光客が消え、シンガポールの小売業は疲弊している。ロビンソンズは8月に郊外店を閉店していた。運営会社は「小売りがオンラインに大きくシフトし、大型百貨店という業態が弱体化した。新型コロナで状況はさらに深刻になった」と説明した。

ロビンソンズはかつて大株主だったオーバーシー・チャイニーズ銀行がインドネシア財閥のリッポー・グループに売却した後、08年にアルフタイムが買収していた。

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