北海道の有効求人倍率、9月は0.3ポイント減の0.94倍
北海道労働局が30日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は前年同月比0.3ポイント減の0.94倍だった。求人数の減少が目立つ。同労働局の上田国士局長は同日の記者会見で「特例措置による支援が終わった後に、倒産や解雇が増える恐れがある」と指摘した。
新規求人数(原数値)は14%減の2万8272人と、9カ月連続で減った。求職者数は7%減の1万4733人と、3カ月連続で減った。雇用調整助成金は29日現在で3万9527件の申請があり、このうち97%の支給が決まった。