総務相、携帯2社の新プラン「魅力的な選択肢」
武田良太総務相は30日の閣議後の記者会見で、KDDIとソフトバンクによるサブブランドの新プランについて「ブランドを問わず、利用者にとって魅力的な料金、サービスの選択肢が新たに出てくるのは間違いない」と歓迎する姿勢を示した。2社は日本の料金水準が国際的に高額とされる20ギガ(ギガは10億)バイトのデータ容量で5千円を下回るプランを公表している。
総務省は27日に携帯会社を乗り換える際の番号持ち運び制度(MNP)の原則無料化などを盛った政策集を公表した。武田氏は「各社ともしっかり対応して頂いた」と強調。「これを契機に各利用者が自身の携帯プランを見直し、自らの求めにあった選択肢が広がることで大変な影響が出てくるだろう」と述べた。
KDDIとソフトバンクは28日、それぞれ「UQモバイル」「ワイモバイル」ブランドで短時間の通話を含めて税込み5000円を切る水準の安価なプランを公表した。NTTドコモもNTTによる完全子会社化の手続き完了後に新プランを公表するとみられている。