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阪神競馬、改装・京都のG1代替で見どころ多く

11月1日に京都競馬場(京都市伏見区)での秋の開催が終了し、同7日には阪神競馬場(兵庫県宝塚市)でレースが始まる。京都競馬場が改修工事に入り、2023年春まで休止されることから、同日以降の関西圏の中央競馬はすべて阪神で行われる。京都の5つのG1も21年は阪神での代替が決まった。これまで阪神ではレースが設定されてこなかった芝3200メートルで天皇賞・春(G1)が実施されることになるなど、興味深い変更点が多い。

2023年春までの関西圏の中央競馬はすべて阪神で開催する

今月19日に日本中央競馬会(JRA)が発表した21年の開催日程では、20年に37日間あった京都の開催を西日本の競馬場に振り分けた。阪神での開催は20年の48日から53日に増える。

23日から45日に増える中京競馬場(愛知県豊明市)や、20日が30日となる小倉競馬場(北九州市)と比べると、増加幅は少ない。だが、京都で行われているG1(天皇賞・春、秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ)はすべて阪神で実施されることとなった。例年、中京でもG1が行われており、中京代替も考えられたが「関西地区のG1という歴史もある。優先的に阪神に振り替えた」(JRA)という。

阪神で行われることになるG1で注目したいのは、例年、京都芝3200メートルで実施されてきた天皇賞・春だろう。このレースが阪神で行われるのはビワハヤヒデが優勝した1994年以来。当時も芝3200メートルで行われたが、いまの阪神とはコースが違った。現在はない第1コーナー奥の引き込み線の途中からスタートし、いまの内回りにあたるコースを約2周していた。

阪神のコースは2006年に改修され、芝外回りが新設された。そのため今回はバックストレッチからスタートし、1周目は外回り、2周目は内回りを通る3200メートルとなる。この形で行われたレースは過去にない。

JRAは最初のレースが大レースとならないよう、天皇賞の前に「条件戦(3勝クラス以下のレース)などの設定を考える」とする。平地の条件戦では、3000メートル以上のレースが00年11月を最後に組まれていない。この距離の条件戦が行われれば、かなり珍しいケースとなる。

芝のコンディションが悪化する懸念など、阪神での開催が続くことへの不安もある。例えば21年秋は10月9日から12月28日まで約3カ月、阪神での競馬が続く。馬場保護のため「芝のレース数を減らさざるを得ない」とJRA。条件戦を中心にダートのレースが増えそうだ。馬券戦略ではダートのレースの傾向をつかむことが重要になるだろう。

(関根慶太郎)

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