NYダウ反発、139ドル高 業績期待でハイテク株が上昇

2020/10/30 5:15 (2020/10/30 5:47更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比139ドル16セント(0.5%)高の2万6659ドル11セントで終えた。引け後に決算発表を控えるスマートフォンのアップルなど主力ハイテク株の一角が業績期待から買われ、相場をけん引した。市場予想を上回る米経済指標の発表が相次ぎ、景気敏感株の買いも誘った。

ダウ平均は前日までの4日続落で1840ドルあまり下落し、約3カ月ぶりの安値を付けていた。このため、押し目買いが入りやすかった面もあった。

主力ハイテク株が軒並み大幅に上げた。アップルが4%高、SNS(交流サイト)のフェイスブックが5%高となった。グーグルの親会社アルファベットとネット通販のアマゾン・ドット・コムにも決算を先取りする買いが入った。主力ハイテク株の上昇を受け、投資家心理が強気に傾いた。

朝方発表の7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率33.1%増と市場予想(32.0%増)を上回った。週間の新規失業保険申請件数は75万1000件と前週から減り、市場予想も下回った。米景気の減速懸念が和らぎ、業績が景気に影響されやすい資本財や素材株にも買いを呼び込んだ。

朝方には下げる場面もあった。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大を懸念する売りが続いた。米大統領選を来週に控え、様子見姿勢の投資家も多い。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比180.72ポイント(1.6%)高の1万1185.59で終えた。市場予想を上回る7~9月期決算を28日夕に発表した半導体製造装置のKLAが上昇。ほかにエヌビディアやクアルコムなど半導体株の上げが目立った。

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