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欧州コロナ再拡大、バカンス一因か 夏以降変異型広がる

【パリ=白石透冴】欧州で再拡大している新型コロナウイルスについて、今年の夏のバカンスの人の移動が一因となった可能性があることが分かった。スペインで6月に見つかった変異型が、その後、英国、フランス、ノルウェーなど欧州各地の感染者から見つかった。

スペインの科学者らが、医学分野の査読前論文が集まる「メドアーカイブ(medRxiv)」に載せた研究で明らかにした。

スペインにバカンスに来た欧州の旅行者が、自国にウイルスを持ち帰った疑いがある。欧州連合(EU)は6月に域内移動の解禁を加盟国に提案したが、結果的に欧州での感染「第2波」が起きる一因になった可能性がある。

一方、スペイン紙パイスはスペインと同時期にオランダでも同じ変異型が見つかっていたと指摘している。拡大の経路はさらに複雑だったとの仮説も成り立つ。

変異型の感染力などは分かっていない。ウイルスの変異は珍しいことではなく、性質が変わっているかは慎重に判断する必要がある。

スペインは観光大国で、観光業が国内総生産(GDP)の12%を占める。雇用の13%も観光関連に依存しており、今年の夏も各地は積極的に観光客を受け入れた。研究結果は経済の再開とウイルス対策の両立の難しさも示唆している。

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