NYダウもみ合いで始まる コロナ流行の懸念続く

2020/10/29 23:15
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【NQNニューヨーク=横内理恵】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均はもみ合いで始まった。午前10時現在は前日比4ドル89セント安の2万6515ドル66セントで推移している。欧米での新型コロナウイルスの再流行を懸念した売りが先行したが、ダウ平均は前日までの4営業日で1840ドルあまり下げており、ハイテク株を中心に押し目買いも入っている。

ニューヨークのウォール街=ロイター

欧州ではコロナ感染抑制策として28日にドイツやフランスが行動制限の強化などを決め、景気悪化が避けられなくなってきた。欧州中央銀行(ECB)は29日開いた理事会で金融政策の現状維持を決めたが、次回会合で緩和拡大に踏み切る可能性を示唆した。米国でも過去1週間のコロナ新規感染者数が7万人を超え、過去最多となっている。

半面、朝方発表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率33.1%増と市場予想(32.0%増)を上回り、投資家心理の一定の支えとなっている。消費や住宅投資の伸びが目立った。週間の米新規失業保険申請件数は24日までの週に75万1千件と前週から4万件減り、市場予想も下回った。

引け後に決算を発表するスマートフォンのアップルなど主力ハイテク株が総じて高い。7~9月決算が市場予想ほど落ち込まなかったクレジットカードのビザも高く始まった。

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