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英蘭シェル、7~9月純利益92%減 配当は増額

【ロンドン=篠崎健太】英蘭石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルが29日発表した2020年7~9月期の決算は、純利益が前年同期比92%減の4億8900万ドル(約510億円)だった。石油や液化天然ガス(LNG)の販売量と価格がともに落ち込んだ。減損損失の大型計上の一巡やコスト減で黒字は確保した。

原油安一服で4~6月期比では業績が回復した(英ロンドンのシェルの給油所)=AP

売上高は49%減の440億2100万ドルだった。探査や掘削などの上流部門では生産量(石油換算ベース)が日量220万バレルと14%減った。下流の石油製品部門も、新型コロナウイルス禍で航空向け燃料などの需要が低迷し、販売量が日量474万バレルと30%縮んだ。

4~6月期比では業況が改善した。期中の資源相場が比較的安定していたことや経済活動の再開で、売上高は前四半期比35%回復した。石油の平均販売価格も1バレル約38ドルと56%上昇した。業績悪化の一巡を踏まえ、1~3月期に戦後初めて減らした四半期配当金は4%引き上げる。

4~6月期は保有資産の減損損失が膨らみ、最終損益が181億ドルの赤字と過去最大の四半期損失を計上していた。

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