パナソニック、コロナ禍で収益回復苦戦 「コア」不在響く
[有料会員限定]
パナソニックが29日発表した2020年4~9月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比52%減の488億円だった。新型コロナウイルスの影響を受けた航空機の娯楽機器の深刻な苦戦などが響いた。製造業を中心に21年3月通期予想の上方修正が相次ぐ中、同社は見通しを据え置いた。成長をけん引する「コア事業」の不在が回復に苦戦する一因だ。
パナソニックは300億円前後を投じてオフィスのネットワークシステ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り822文字