車8社世界生産、9月は14カ月ぶりプラス 中国が好調

2020/10/29 18:05
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トヨタ自動車など国内の乗用車メーカー8社が29日に発表した9月の世界生産は、前年同月比1.5%増の239万35台だった。新型コロナウイルスの影響で前年割れが続いてきたが、中国生産などが好調で2019年7月以来14カ月ぶりにプラスとなった。

世界生産は、国内外で工場が停止し前年同月比6割以上の減少に見舞われた4、5月を底に回復傾向が続いている。7月は14.2%減、8月は12.5%減だった。20年度上半期(4~9月)としてみると、前年同期比29.2%減の969万209台だった。

9月単月の世界生産は8社のうち5社が前年同月の実績を上回った。トヨタは11.7%増の84万1915台で、9カ月ぶりにプラスに転じた。ホンダも9.9%増の47万2696台で14カ月ぶりに前年同月超えとなった。

一方で三菱自動車は主力の東南アジア市場の需要低迷が続いており、39.9%減と回復が遅れている。日産自動車も20%減だった。

海外生産は2.1%増の159万8779台で、18年10月以来のプラスとなった。けん引役となったのは中国や米国だ。特に中国はトヨタが48.5%増。ホンダも「シビック」などの車種が好調で33.9%増だった。

国内生産も0.3%増の79万1256台だった。完成検査問題の影響で前年に生産台数を絞っていたスズキを除いて8月は軒並みマイナスとなっていたが、9月は5社で前年同月より増えた。

一方で国内販売は14.8%減でマイナスが続く。トヨタも8.2%減だったが、前年9月は「消費増税前の駆け込み需要もあった」(同社)として通常よりも高い販売実績を記録していたと説明している。

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