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日立、手ぶら決済の生体認証サービス提供

日立の横浜事業所内のカフェで指静脈認証を使ったキャッシュレス決済を導入

日立製作所は29日、指静脈などの生体情報でキャッシュレス決済などができる認証基盤サービスを30日から提供開始すると発表した。生体情報を暗号化して登録、認証する独自の技術を使い、安全かつ確実に本人を特定するという。飲食店やイベント会場、レジャー施設などに展開し、5年間で100億円超の売上高を目指す。

生体情報を復元困難な形に暗号化してクラウド上で一元管理し、認証や決済ができる独自技術の「公開型生体認証基盤(PBI)」を使う。クラウド上のデータが万が一漏洩しても生体情報は復元できないため、第三者によるなりすましを防ぐ。

生体情報をクレジットカードとひもづけすることで手ぶらで決済ができる。決済は平均1秒以内で済む。ビルの入退館やレジャー施設の会員証代わりに使うなど、外部のサービスとも連携する。「財布もスマートフォンすら持ち運ばなくてもあらゆる認証や決済を済ませられる」(金融イノベーション本部の池田憲人担当部長)

12月初旬から日立の横浜事業所にある食堂やカフェで、指静脈情報とクレジットカード情報をひもづけたキャッシュレス決済を順次導入する。タブレット端末と小型の指静脈読み取り機器を使い、クラウド経由ですぐに利用できる。

今年度中に複数の事業者と実証実験を進め、来年度以降に展開する計画だ。2019年12月から20年3月末にはみずほフィナンシャルグループ傘下のユーシー(UC)カードと、指静脈認証によるキャッシュレス決済の実証実験を実施した。通販サイトへの展開も見据え、カメラを使った顔や虹彩による認証への対応も進める。(井原敏宏)

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