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阪神大震災被災の市庁舎でお別れ式 神戸、63年の歴史

 1995年の阪神大震災で6階部分がつぶれた神戸市役所本庁舎2号館(同市提供)=共同

1957年に建設され、95年の阪神大震災で一部が損壊、修繕して今年3月まで使われていた神戸市役所本庁舎2号館(同市中央区)で11月にも解体工事が始まることが決まり、29日、市職員や市議らが「お別れ式典」を開いた。

式典では、庁舎の正面玄関上部に掲げてあった「神戸市役所」の一文字ずつを木箱に収納し、出席者は名残を惜しんだ。久元喜造市長は「震災の際は余震が続く中、職員が懐中電灯を手に庁舎内へ資料を探しに行くなど大変な苦労があったと聞いた。これまでの歴史を大切に、未来にチャレンジしたい」と述べた。

花の模様などがペンキで描かれた神戸市役所本庁舎2号館(同市提供)=共同

2号館は完成時、地上8階、地下1階建ての本庁舎だった。隣接する土地に89年、地上30階、地下3階建てで現在の本庁舎1号館が完成すると、名称が本庁舎2号館に変わった。阪神大震災で6階部分がつぶれたことから、5階建てに整備された。

老朽化で建て替えが決まり、跡地に新庁舎を建設する。音楽ホールなども入居する複合施設とする計画で、完成は2025年以降の予定。2号館で勤務していた職員は仮移転した別の庁舎や近隣のオフィスビルで勤務する。

3月の閉鎖後に芸術家を募集して庁舎の外壁に壁画を描いてもらうプロジェクトを開始。7~8月に縦8メートル、横30メートルの側面の壁に、青を基調とした花の模様などがペンキで描かれた。〔共同〕

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