「エヌビディアとの協業、4年前に構想」ソフトバンクG孫社長

2020/10/29 11:30
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ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は29日、オンライン上で講演し、「4年前にアーム買収を決めたその時に、エヌビディアとの協業を構想していた」と述べた。SBGから半導体設計の英アームを買収する米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)とも対談。買収後もアームの技術を幅広い企業に提供し、中立性を保つ姿勢を強調した。

「SoftBank World 2020」の冒頭であいさつする、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

法人顧客向けの行事「ソフトバンクワールド2020」で発言した。フアンCEOは「アームの魅力はパートナーの多さと普及率だ」と強調し、技術を幅広い企業に提供し続ける考えを示した。

アームは、幅広い企業に半導体の設計図を提供するビジネスモデルを展開している。エヌビディア傘下に入ることで、競合する半導体大手などにとっては中立性が損なわれるとの指摘もあった。

孫社長は4年前にフアンCEOを自宅に招き、AIの将来について「夢を語り合った」と明かした。アームの買収当時からエヌビディアとの協業は念頭にあったという。

今回のアーム買収について、フアンCEOは「(孫社長に電話で)私が最高額の買収者になると伝えた。それくらい欲しかった。払った金額をはるかに超える価値を生み出すだろう」と述べた。

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