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サムスン、7~9月期の売上高過去最高 半導体など好調

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が29日発表した2020年7~9月期の連結売上高は前年同期比8%増の66兆9600億ウォン(約6兆1600億円)で四半期ベースの過去最高を約3年ぶりに更新した。純利益は同49%増の9兆3600億ウォンだった。半導体とスマートフォン、家電の主要3部門が軒並み好調だった。

過去最高の売上高となったのはスマホと家電の販売が大きく伸びたためだ。スマホ出荷台数は4~6月期の低迷から急回復し、在宅時間の拡大によってテレビや白物家電の販売も伸びた。

部門別の業績を見ると、スマホ部門の営業利益は52%増の4兆4500億ウォンだった。華為技術(ファーウェイ)や小米(シャオミ)といった中国勢が台頭する前の14年以来の高い利益水準となった。新型コロナウイルス下の店舗閉鎖などで4~6月期が低迷し、同期間のスマホ需要が7~9月に遅れて出た面もある。米国やインドでオンライン販売比率が高まり、店頭での販促費用が減少したことも増益につながった。

稼ぎ頭の半導体部門の営業利益は82%増の5兆5400億ウォンだった。データセンター向け半導体メモリーの出荷は伸び悩んだものの、スマホ向けが伸びて全体として好調を維持した。主にスマホ向けCPU(中央演算処理装置)を扱う受託生産事業も受注が増えている。

家電事業の営業利益は3倍の1兆5600億ウォンとなり、会計基準を変更した10年以降で最高を更新した。自宅で過ごす時間が増えて高価格帯のテレビ販売が伸びた。冷蔵庫など白物家電の販売も好調だった。

一方でディスプレー事業の営業利益は60%減の4700億ウォンだった。米アップルが新型iPhoneの発売時期を例年より約1カ月遅らせたことで、7~9月期の有機ELパネル販売が落ち込んだ。アップル向けの減少分は10~12月期以降に計上される見通し。

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