/

FCAの7~9月、3四半期ぶり最終黒字 北米が急回復

【フランクフルト=深尾幸生】欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が28日発表した2020年7~9月期の決算は、純利益が12億500万ユーロ(約1470億円)と3四半期ぶりに黒字に転換した。前年同期の最終損益は1億7900万ユーロの赤字だった。北米の大型車が好調で、ほぼすべての利益を稼ぎ出した。

ピックアップトラックが引き続きFCAの業績をけん引する=ロイター

売上高は前年同期比6%減の258億1400万ユーロ。期中の新車販売台数は102万6000台と3%減った。経営の指標としている調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は16%増え、22億7600万ユーロだった。

北米の大型車に頼る構図は変わらない。北米での販売台数は8%減ったが調整後EBITは26%増え25億4400万ユーロと過去最高を記録。利幅の大きい「ラム」ブランドのピックアップトラックや「ジープ」ブランドの大型多目的スポーツ車(SUV)の比率が増え、利益率は3.2ポイント改善し13.8%に達した。

一方、EMEA(欧州・中東・アフリカ)とアジア大洋州の赤字は続いている。両地域ともに前年同期より赤字幅も拡大している。

通期の見通しについては、調整後EBITが30億~35億ユーロになるとした。単純計算で10~12月期は16億~21億ユーロとなり、好調を維持する。マイケル・マンリー最高経営責任者(CEO)は電話会見で「ほぼすべての工場の生産水準が(20年前半の)新型コロナウイルスの感染拡大前に近い状態に戻った」と述べた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン