/

中国ZTE1~9月15%増収 国内5G需要が後押し

【広州=川上尚志】中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)が28日発表した2020年1~9月期決算は、売上高が前年同期比15.4%増の741億元(約1兆1500億円)だった。中国内で高速通信規格「5G」の通信網の整備が進み基地局などの関連受注が増えたようだ。

純利益は27億元と34.3%減った。前年同期に計上した土地売却益がなくなった影響が大きい。

ZTEは四半期決算では事業別などの売上高や利益を開示していない。1~6月期決算では売上高が6%増で、純利益は26%増だった。1~9月期では売上高の伸び率は拡大した一方で、一転して減益となった。

増収を後押ししたのが中国での5G通信網の拡大だ。政府が整備を振興しており、年初に立てていた基地局新設50万カ所の目標は9月末までに達成した。中国移動(チャイナモバイル)など国有通信大手3社が中心となって5G通信網の整備は今後も続く見通しで、基地局を手掛けるZTEに商機となる。

中国の国泰君安証券は「21~23年には中国内外で5G通信網の整備がピークを迎える。ZTEは中国内の強大な市場に支えられ今後の経営はより安定するだろう」と指摘する。一方、米政府はZTEなどの機器を5G通信網に採用しないよう各国に呼びかけており、「米中貿易摩擦の影響を受けるリスクもある」(国泰君安証券)という。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン