武田、幹細胞から難病向け次世代薬 国内供給めざす
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武田薬品工業が細胞を体内に投与する「細胞医薬」を国内で実用化する。患者の免疫機能を整える幹細胞を使い、腸などが炎症を起こす難病向けに2021年度の承認取得と生産開始を目指す。細胞医薬は欧米メーカーががん治療などで先行しており、次世代の有望薬と期待されている。武田は国内で供給体制を整え、患者に新たな選択肢を提供する。
武田は細胞医薬「ダルバドストロセル」を国内で生産するために大阪工場(大阪市)に約...
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