証拠開示と審理、年単位の時間 当面はサービス継続
米Google訴訟 争点を探る(中)
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「証拠開示の手続きだけでも2年近くかかるだろう」。国内外の独占禁止法に詳しい矢吹公敏弁護士は米司法省と米グーグルの訴訟は時間を要するとみる。
米国の裁判はまず双方が手持ち資料を出し合う手続きがある。実際の審理にはさらに時間がかかる。中間的な差し止め命令が出ない限りグーグルはビジネスを続けることができる。その限りで今の利用者が影響をすぐに受けることは考えにくい。
競争政策の専門家の間では今回の法廷闘...
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