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ボーイング、最終赤字470億円 コロナで出荷5割減

【ニューヨーク=中山修志】米ボーイングが28日発表した2020年7~9月期決算は、最終損益が4億4900万ドル(約470億円)の赤字(前年同期は11億ドルの黒字)となった。最終赤字は4四半期連続。新型コロナウイルスの影響で航空会社の経営が悪化し、機体のキャンセルや受領延期が響いた。

ボーイングの小型機「737MAX」は運航再開が遅れている=ロイター

人件費などのコスト削減により、赤字幅は4~6月期の23億ドルから縮小した。売上高は前年同期比29%減の141億ドルだった。デビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は同日、21年末までに従業員1万人以上を追加削減する方針を明らかにした。

運航停止中の小型機「737MAX」に加え、新型コロナで中・大型の旅客機の需要も低迷している。7~9月の商用機の出荷は28機と前年同期から5割減った。商用機部門の売上高は6割減少し、航空会社の大幅減便に伴い保守・整備などのサービス収益も2割減った。

新規受注は貨物機を中心に9機にとどまり、中・大型機も大幅な減産を迫られた。日本の重工メーカーが主要構造部を手掛ける中型機「787」は米西部ワシントン州での生産を21年に終了し、南東部サウスカロライナ州の工場に集約する。

19年3月から運航停止が続く737MAXは米連邦航空局(FAA)による安全審査の最終結果が出ていない。ボーイングは9月末までの運航再開を見込んでいたが、年内の再開も微妙な情勢になっている。

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