景気判断を上方修正 関東財務局、消費や生産回復

2020/10/28 18:55
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関東財務局は28日発表した10月の経済情勢報告で、管内景気の総括判断について「厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られる」と7月の前回判断から上方修正した。前回は「厳しい状況にあるものの、足元では下げ止まりの動きがみられる」だった。

7月に続き、2四半期連続で総括判断を引き上げた。管内の1都9県すべてで上方修正した。個別項目では個人消費と生産活動の判断を引き上げた一方、雇用情勢は据え置いた。

個人消費は前回の「足元では緩やかに持ち直しつつある」から「持ち直しつつある」に上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いているが、百貨店やコンビニエンスストアの販売が回復している。

製造業などの生産活動は「一部に下げ止まりの動きが見られるものの、新型コロナの影響で減少している」から「緩やかに持ち直しつつある」と上方修正した。輸送機械や化学、電気機械などの業種で改善の動きが見られた。

雇用情勢は有効求人倍率の低下、完全失業率の上昇を踏まえ「弱い動きとなっている」と判断を据え置いた。

関東財務局の古谷雅彦局長は今後の先行きについて「各種政策の効果もあり、持ち直しの動きが続くことが期待される」と述べた。

コロナが収束するめどが立っていないことを踏まえ「感染症が地域経済に与える影響に十分注意する必要がある」とも指摘した。

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