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日立、今期純利益3000億円に下方修正 子会社の赤字響く

日立製作所は28日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3.4倍の3000億円になりそうだと発表した。従来予想の3350億円から下方修正した。利益率の高いIT(情報技術)事業がけん引するが、新型コロナウイルスの感染拡大で連結子会社の日立金属の業績悪化が響く。

21年3月期通期の純利益には4月に売却が完了した日立化成のほか、画像診断関連事業の売却益の計上も見込む。ただ、27日に通期見通しを発表した日立金属の460億円の最終赤字が響く。

売上高にあたる売上収益は前期比9%減の7兆9400億円(従来予想は10%減の7兆8800億円)、営業利益は40%減の4000億円(同44%減の3720億円)とそれぞれ上方修正した。

28日にオンラインで記者会見した河村芳彦最高財務責任者(CFO)は「ITが(4~9月期の)業績をけん引した」と説明。21年3月期でもIT部門の利益率が11%と全体に寄与しそうだ。

ITでは在宅勤務を進めるなどのコスト削減を推進。あらゆるモノがネットにつながる独自のIoT基盤「ルマーダ」では、次世代通信規格「5G」やキャッシュレス関連の受注が見込める。

同日発表した20年4~9月期の連結決算は純利益が前年同期比33%増の2507億円、売上収益は11%減の3兆7600億円だった。

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