/

石川県、伸縮・導電性備えた糸 心拍数測る服などに

石川県工業試験場は着るだけで心拍数などを計測できる「スマートテキスタイル」の商品化を支援しようと、伸び縮みでき電気を通す糸を開発した。伸縮性がある樹脂製の糸を芯にして、金属線を巻き付けた構造だ。県内の繊維関連の企業への技術移転を目指す。

試作した伸縮性のある導電糸

芯となる糸の原料は自動車部品やホースなどに使われる樹脂で、エラストマーと呼ばれる。この糸の周囲に電気を通す金属線を巻き付けると伸縮性と導電性を兼ね備えた糸ができる。太さは0.1ミリ程度だ。

樹脂の糸に金属線を巻き付ける

巻き付ける金属線としてステンレス線、スズのメッキをした銅線の2種類を試作した。糸を引っ張ると1.5倍以上長くなり、元の長さにも戻る。「衣服として十分に使うことができるだけの伸縮性がある」(石川県工業試験場)としている。導電性は特にスズのメッキをした銅線の糸で優れているという。

同試験場は心臓の周囲など脈がとれる場所に新しい糸を使うことで、心拍数を監視できるスマートテキスタイルに応用できるとみている。今後、耐久性などの研究を続けていく。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン