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ツイッター、投稿表示順の選択肢拡大 管理批判に対応

米ツイッターは投稿管理の手法について批判を浴びている(米サンフランシスコ市の本社)

【シリコンバレー=奥平和行】米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は27日、利用者が投稿を表示する順序を選べるようにする取り組みを広げる考えを示した。米共和党の議員などがSNS(交流サイト)の運営企業を「不当な管理により保守派の投稿が目に触れる機会を減らしている」などと批判していることに対応した。

同氏は28日、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO、米グーグルのスンダー・ピチャイCEOとともに米議会上院商業科学運輸委員会が開く公聴会に出席する。事前に冒頭発言の要旨を委員会に書面で提出し、投稿を表示する順番を決めるアルゴリズム(計算手順)の選択肢を増やす方針を示した。

SNS企業のコンテンツ管理への批判が高まっていることを受け、「投稿の順位付けやルール適用に関して、政治的な視点や政党所属、政治的なイデオロギーは排除している」と主張した。共和党の議員が「IT(情報技術)企業はリベラルで米民主党寄り」などと批判していることを否定した格好になる。

人工知能(AI)を活用したアルゴリズムでは、2018年に利用者の関心事などを反映する手法に加えて新着順を追加し、利用者が選択できるようにした。こうした実績を説明するとともに、外部からアルゴリズムの提供を受けるという提案にも「導入可能な勇気づけられるアイデアだ」と理解を示した。

SNS運営企業が投稿に関する責任を原則として問われずにすむ一方、アクセスや利用の制限を広範に認めた「米通信品位法230条」の維持も求めた。「230条は言論の自由と安全を両立するインターネットのもっとも重要な法律」と指摘し、法改正により新興企業の成長が難しくなるなどと主張した。

また、運営の透明性を高めることや、利用者が異議を申し立てる際の手順を公正に保つことの重要性などを指摘した。こうした分野における自社の対応を説明して他社にも同様の取り組みを求めるルール整備を提案したが、共和党に加えて民主党も「ヘイトスピーチなどの規制が不十分だ」と批判を強めており、理解が得られるかは不透明だ。

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