ダイムラーとウェイモ、自動運転トラックを共同開発へ

2020/10/28 2:31
保存
共有
印刷
その他

【フランクフルト=深尾幸生】独ダイムラーの商用車事業会社ダイムラー・トラックと米アルファベット子会社の米ウェイモは27日、自動運転トラックを共同開発すると発表した。高速道路など一定の条件下で完全自動運転する「レベル4」を開発する。商用車世界最大手のダイムラーと自動運転開発で先行するウェイモが組むことで、普及が早まる可能性がある。

ダイムラーは自動運転技術の開発をトラックに先行させる(写真は燃料電池トラックのコンセプト車)

まず数年以内に「フレイトライナー」ブランドの大型トラック「カスケイディア」にウェイモの自動運転システム「ウェイモ・ドライバー」を搭載し、米国内の顧客に提供する。提携は広範で国際的なものになるとし、ダイムラーのほかのブランドや市場にも展開する。

ダイムラーは完全自動運転は乗用車より商用車の方が先に実現するとみている。同社は2019年に自動運転技術を開発する米トルク・ロボティクスを買収し、路上試験を始めた。ダイムラー・トラックのマーティン・ダウム社長は声明で「2社の強力なパートナーと協業して自動運転トラックを顧客に届ける」と述べた。

ウェイモは乗用車ではすでに自動運転車を使った無人の配車サービスを米アリゾナ州で始めている。ウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)は「物流の効率と安全性を高めるためにウェイモ・ドライバーを広げることを楽しみにしている」と述べた。

自動運転トラックをめぐってはボルボ(スウェーデン)が半導体大手の米エヌビディアと開発で提携しているほか、アインライド(スウェーデン)など複数のスタートアップが開発を進めている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]