ガルーダ、契約社員700人を解雇 固定費圧縮急ぐ

2020/10/27 22:15
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【ジャカルタ=地曳航也】国営ガルーダ・インドネシア航空は27日、契約社員700人との契約を11月1日付で打ち切ると発表した。正社員を含めた全従業員の10分の1程度に相当する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な旅行需要の低迷で業績が悪化しており、大規模なリストラで固定費の圧縮を急ぐ。

ガルーダ・インドネシア航空は機首にマスク柄をペイントし着用のPRを図る(10月、ジャカルタ近郊)=ロイター

5月から無給の自宅待機を求めていた契約社員を対象とする。同社は経営再建に向け政府から8.5兆ルピア(約600億円)規模の支援を受ける方向で調整している。11月にも株主総会で修正条項付きの新株予約権付社債(転換社債=CB)の起債を軸とした支援計画の了承を求める見通しで、リストラで株主や世論の理解を得る狙いもありそうだ。

ガルーダは2020年1~6月期連結決算で純損失が7億ドル(約730億円)超の赤字に転落した。インドネシアは直近でも3千~4千人程度のコロナの新規感染を出しており、収束のメドが立っていない。イルファン・スティアプトラ社長は27日の声明で「コロナは我々の予測を超えて長期的に業績に影響を及ぼしている」と強調した。

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