香港活動家4人、米に亡命申請か 香港紙報道

香港デモ
中国・台湾
2020/10/27 21:19 (2020/10/28 5:28更新)
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香港の米総領事館の近くで米国旗を掲げる人(7月)=AP

香港の米総領事館の近くで米国旗を掲げる人(7月)=AP

【香港=木原雄士】香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは27日、香港の活動家4人が同日午後に香港中心部の米総領事館を訪れ、政治亡命を求めたと報じた。その後4人は退館させられたもようだ。そのうち少なくとも1人は2019年の反政府デモに絡み起訴されているという。

米総領事館は日本経済新聞の取材に「現時点で提供できる情報はない」と回答した。同紙によると、4人は総領事館への道路を駆け上がり、入り口で警備員と話した後、退館させられたという。詳しいやりとりは明らかになっていない。

これとは別に香港警察は27日朝、香港独立を主張する団体「学生動源」の鍾翰林・元代表ら3人を香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕した。香港紙・東方日報によると、鍾氏は亡命を求めるため米総領事館に向かっていた。近くの喫茶店にいたところを逮捕されたという。亡命を求めたとされる4人との関係は明らかになっていない。

香港の活動家をめぐっては、台湾への密航を試みた12人が8月に海上で中国当局に拘束される事件も起きた。民主派への締め付けが強まり、亡命を巡る動きは政治問題化しつつある。

中国政府は香港のデモ参加者を難民として受け入れないようカナダに警告した。香港政府も暴動罪に問われた学生を難民認定したドイツを批判した。

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