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山口大、犬のがんに対する抗体医薬を開発

山口大学は27日、水野拓也・共同獣医学部教授の研究グループと日本全薬工業が共同で、犬のがんに対する抗体医薬を世界で初めて開発したと発表した。獣医師主導の臨床試験によって効果を確認した。研究成果は米科学誌「Scientific Reports」に掲載された。

開発したのは、腫瘍を攻撃するリンパ球の活動を抑制する分子(免疫チェックポイント分子)をブロックし、リンパ球の機能を強める抗体。共同獣医学部付属動物医療センターに来院したがんの犬に対して臨床試験を実施した結果、腫瘍の縮小や生存期間の延長が認められた。

こうした免疫チェックポイント阻害剤は、人のがん治療では近年急速に利用が増えている。ペットのがんに対する抗体医薬は世界でもまだ市販されておらず、現在は外科手術や放射線、抗がん剤などによる治療に限られている。

製品化に向け、日本全薬工業が今後、農林水産省の動物医薬品検査所に治験の実施を申請する。

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