エーザイ、中国企業と認知症向けオンラインサービス

中国・台湾
2020/10/27 18:57
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エーザイは27日、中国で高齢者向け健康関連のオンラインサービスを提供すると発表した。中国のネット通販大手・京東集団の子会社と合弁会社を設立。認知症分野でオンライン診療に対応する病院の紹介、医薬品販売といったサービスを2021年1月以降、順次提供を始める。エーザイは認知症分野に注力しており、医薬品とともに中国の患者ニーズを深掘りする。

エーザイは日本で脳の健康管理に関するスマートフォンアプリをDeNAと開発するなど幅広く認知症分野に注力している

エーザイの中国子会社と、京東集団傘下でヘルスケアサービスを提供する京東健康が中国・上海市に合弁会社を立ち上げた。資本金は8000万元(約12億5000万円)でエーザイ側が49%、京東健康が51%出資した。従業員数は50人程度という。

認知症患者や、認知機能に不安を持つ高齢者が対象だ。サービスにはオンライン診療や相談に対応する病院が登録されており、利用者に紹介できる。医薬品やヘルスケア用品などを販売したり、介護施設や介護士を紹介したりする。また疾患啓発に向けた認知機能の自己チェックツールなどを提供していく。

エーザイは認知症分野で新薬開発にとどまらず、日本でも脳の認知機能を自らチェックできるサービスや脳の健康管理アプリを提供している。中国では1991年に事業を始めており、アルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」も販売。中国は高齢化が急速に進んでおり、様々な認知症関連のニーズに対応していく。

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