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JR東海、一時約3カ月ぶり安値 業績低迷に警戒感

銘柄診断

27日の東京株式市場でJR東海の株価が一時前日比500円(4%)安の1万3275円まで続落し、約3カ月ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大で主力の東海道新幹線の利用が急減する中、28日に2020年4~9月期の決算発表を控える。業績低迷に対する警戒感から、機関投資家などが持ち高を手放したとみられる。

終値は3%安の1万3365円。決算発表が近いJR東日本JR西日本もそれぞれ1%、3%値下がりした。

JR東海は2020年3月期でみると、連結売上高の7割を東海道新幹線の収入で占める。20年4~6月期は新幹線の輸送量が前年同期に比べ84%減り、営業損益が836億円の赤字(前年同期は2062億円の黒字)に陥った。7~9月の輸送量も68%減のため、低調な決算が続きそうだ。

野村証券の担当アナリスト、広兼賢治氏は「(27年以降に開業する)リニア中央新幹線への投資が長期にわたり、旅客需要の回復が不透明」という点も指摘する。同社は26日付で目標株価を1万5500円と4400円引き下げた。

一方、PBR(株価純資産倍率)が0.7倍という割安感が今後の株価を下支えするとの見方もある。SBI証券の鈴木英之氏は「目先の赤字やリニアの懸念を織り込んでも割安感が強い水準だ」と話している。

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