NYダウ650ドル安 米でコロナ感染最多、経済鈍化を懸念

2020/10/27 5:19 (2020/10/27 7:20更新)
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【ニューヨーク=大島有美子】26日の米株式相場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比650ドル19セント(2.3%)安の2万7685ドル38セントで取引を終えた。週末に米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新し、経済活動への悪影響を懸念した売りが広がった。

ダウ平均は取引開始後から400ドル程度下げ、米東部時間午後(日本時間27日未明)にかけて下落幅を広げた。午後1時半過ぎには一時965ドル下げた場面もあった。

終値の下落幅は9月3日(807ドル)以来の大きさだった。S&P500種株価指数も1.9%、ナスダック総合株価指数も1.6%それぞれ下げた。

米国のコロナ感染状況を分析する「COVIDトラッキング・プロジェクト」によると新規感染者数は23~24日に2日連続で8万人超となった。中西部を中心に感染拡大が続き、3つ目の感染のヤマが顕著な「第3波」に見舞われている。

感染増が景気回復に水を差す懸念が強まるなか、与野党の追加経済対策の協議が暗礁に乗り上げていることも、投資家心理を冷やした。

個別株はほぼ全面安となり、特にエネルギー株や旅行株の売りが広がった。エクソンモービルは2.4%安。クルーズ船のロイヤル・カリビアン・クルーズは9.6%、ユナイテッド航空は7%それぞれ下落した。景気に敏感に反応する金融株もそろって下げ、米銀大手のJPモルガン・チェースは2.5%下げた。

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