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首相の所信表明演説 中国は好意的 韓国冷ややか

菅義偉首相は26日の所信表明演説で「中国との安定した関係は極めて重要だ」と強調した。中国は首相の発言を好意的に受け止めている。温暖化ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を巡り、中国外務省が「称賛し歓迎する」と手放しで評価したのはその表れだ。

首相は日中関係について「主張すべき点は主張しながら、共通の諸課題について連携する」と話した。習近平(シー・ジンピン)国家主席の来日に直接言及せず「ハイレベルの機会を活用」と述べるにとどめた。

日韓関係は元徴用工訴訟などで改善の兆しはない。韓国を「極めて重要な隣国だ」と言及する一方「健全な日韓関係に戻すべく、一貫した立場に基づき適切な対応を強く求める」と提起した。

韓国メディアは冷ややかな論調が目立った。中央日報は「韓日関係が安倍政権の時より悪化するのではないかという観測もある。韓国との関係改善の意思が感じられなかった」と指摘した。

首相は日米同盟を基軸としつつ中国や韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など近隣国との関係を重視する姿勢を訴えた。安倍晋三前首相の路線を大筋で踏襲する内容となった。

日米同盟を「外交・安全保障の基軸」と指摘し「自由で開かれたインド太平洋の実現を目指す」と表明した。

北朝鮮による日本人拉致問題に関しては「引き続き政権の最重要課題だ」と位置づけた。全ての拉致被害者の帰国の実現に「全力を尽くす」と語った。金正恩(キム・ジョンウン)委員長とは条件を付けずに直接会う決意だと改めて言明した。

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