現代自、最終赤字175億円 7-9月期 リコール費用響く

自動車・機械
朝鮮半島
2020/10/26 19:30
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=細川幸太郎】韓国の現代自動車が26日に発表した2020年7~9月期の連結最終損益は、1890億ウォン(約175億円)の赤字(前年同期は4600億ウォンの黒字)だった。リコール(回収・無償修理)費用などの追加引当金として2兆1千億ウォンを損失計上し、10年の国際会計基準適用後で初めての赤字転落となった。

リコール費用などの追加引当金で2010年以降で初の赤字に(韓国内の工場)

売上高は前年同期比2%増の27兆5760億ウォン、営業損益は3140億ウォンの赤字(前年同期は3790億ウォンの黒字)だった。世界販売台数は北米や中国、中南米で振るわず同10%減の99万8千台にとどまった。高級車ブランド「ジェネシス」や多目的スポーツ車(SUV)の販売は好調で増収を確保した。

韓国の販売台数は22%、インドは14%増えた。一方で北米は11%、中国は31%減った。9月の世界販売台数は前年同月比でプラスに転じており、感染症の影響から徐々に回復している。

最終赤字の要因は一過性の費用だ。懸案だったエンジン不具合のリコール対象車種を増やし、無償修理の保証期間を延ばしたことで追加で引当金が発生した。

現代自グループの起亜自動車も同日、7~9月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比8%増の16兆3220億ウォン、純利益は59%減の1340億ウォンだった。現代自同様に1兆2千億ウォンの追加引当金を損失計上したものの、利幅の大きい車種が好調で黒字を確保した。起亜の世界販売台数は5%増の73万台だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]