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東京製鉄、一時11%安 市場予想下回る決算を嫌気

銘柄診断

26日の東京株式市場で東京製鉄株が大幅反落した。一時、23日終値に比べ80円(11%)安の670円と、2カ月半ぶりの安値を付けた。23日の取引終了後に2020年4~9月期決算を発表。市場予想に届かなかったことを受けて売りが優勢となった。

売買代金は16億円と前営業日の約3倍になった。市場では決算を踏まえて機械的に売り買いを判断するヘッジファンドや個人投資家の売買が膨らんだとみられている。

20年4~9月期の単独営業利益は前年同期比58%減の32億円だった。会社予想の42億円や市場予想の44億円を下回った。新型コロナウイルスの影響で、鋼材の販売価格が想定ほど上がらなかった。一方で原材料となる鉄スクラップ価格は海外市況に連動して上昇。鋼材あたりの利幅が縮まり利益を圧迫した。

21年3月期の業績予想も下方修正した。SMBC日興証券の山口敦氏は「(東京製鉄の主な売り先である)建築業界は景気に遅行するため戻りが鈍い。東京五輪の延期や訪日客の減少も開発の遅れにつながっている」と指摘していた。

終値は7%安の699円だった。今後は鋼材の値上げが浸透するとの見方に加え、「会社が想定する鋼材の販売数量は国内の鋼材受注の回復などを考えると保守的」(野村証券の松本裕司氏)との声も出ていた。

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