大山会長 アイリスはなぜメーカーベンダーに転じたか
大山健太郎「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」(2)
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前回(「フォーカスすべきは製品を使う人」参照)お話しした、ユーザーインで需要創造型の製品を開発しても、特に新興メーカーが新しい製品を売ろうとするときには、2つの壁が立ちはだかります。
まず、問屋の壁。問屋にしてみれば、売れるか売れないか分からないものはできれば扱いたくない。そこで最初のふるいにかけられます。
次に、小売店の壁。バイヤーにとって、今まで見たことがない新しい製品を扱うのはリスクです。自...
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