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豪飲料大手、欧州同業が6900億円で買収提案

【シドニー=松本史】オーストラリアの飲料大手コカ・コーラ・アマティルは26日、欧州の同業大手、コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズから買収提案を受けたと発表した。成立すれば買収総額は約93億豪ドル(約6900億円)になる見通し。アマティルは賛同する意向を表明している。

アマティルは豪州、ニュージーランド(NZ)、インドネシア、パプアニューギニアなどでコカ・コーラブランドの清涼飲料水の製造・販売を手がけるボトラー(瓶詰会社)だ。

ヨーロピアン社はアマティル株を1株12.75豪ドルで買収すると提案した。22日のアマティル株の終値(10.75豪ドル)より18.6%高い。これとは別に、ヨーロピアン社は米コカ・コーラが保有するアマティルの株式30.8%も買い取り、アマティル株全ての取得を目指す。

アマティルは声明で「資産査定が完了し、米コカ・コーラとヨーロピアン社の合意など他の条件が満たされ、(他企業による)より良い買収提案がない」場合、提案を支持するとしている。

アマティルの2019年12月期の売上高は前の期比6.5%増の約51億豪ドル(約3800億円)、純利益は同34.2%増の約3億7千万豪ドルだった。

ヨーロピアン社は16年、欧州のボトラー3社が統合して発足、現在13カ国で事業を展開している。同社は今回の買収提案について、成功すれば「消費者の数はほぼ2倍になる」と指摘。「地理的な多様性を持つことで、持続可能かつ急速な成長を遂げる」と狙いを説明した。米コカ・コーラはヨーロピアン社の株式も19%保有している。

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