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ベラルーシで抗議デモ、大統領退陣応じずゼネストへ

【モスクワ=小川知世】ベラルーシで25日、11週連続となる反政権デモが実施された。反体制派は独裁的なルカシェンコ大統領が同日までの退陣表明の要求に応じなかったとして、26日から大規模なストライキに入ると宣言した。ルカシェンコ氏は取り合わない姿勢を崩さず、反体制派がゼネストを組織し圧力を強められるかが焦点となる。

ルカシェンコ大統領の退陣を求める抗議デモ(25日、ミンスク)=AP

デモは「国民の最終通告」と名付けて呼びかけられ、首都ミンスクでは数万人が集まった。治安部隊は照明弾を発射するなどして強制排除を図った。人権擁護団体によると、全国で参加者280人以上が拘束された。

出国中の反体制派、チハノフスカヤ氏は25日の声明で、政権が「国民の要求に応える用意がない」としてゼネスト開始を表明した。同氏はルカシェンコ氏に対して同日までの退陣表明と治安機関による暴力の停止、政治犯の釈放を求めていた。

ルカシェンコ氏は退陣要求を無視している。24日にはポンペオ米国務長官と電話協議し、「国民との活発な対話」が進んでいると話した。逮捕した反体制派の一部を自宅拘束に切り替えるなど、自らが唱える憲法改正にむけて国民との対話を演出し抗議を収めようとしている。

ベラルーシでは8月の大統領選でルカシェンコ氏の6選が発表され、不正を訴える抗議が広がった。対立候補のチハノフスカヤ氏は選挙後に出国を余儀なくされた。反体制派は「最終通告」で膠着状態の打開を図るが、政権の譲歩を引き出せなければ、行き詰まりを露呈する。8月のゼネストは政権が国営企業に圧力をかけ、広がりは限定的だった。

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